飲食店で物販商品を売った方が良い理由

飲食店の売上
=客数×客単価×来店頻度

ですが、
時期によって、曜日によって、
満席の日もあります。

当たり前ですが、
物販商品は商品を切らさなければ、
いくらでも売上にプラスできます。

丘里でも物販の商品に
力を入れております。

今回の記事では、
飲食店で店内売上だけではなく
物販で売る方法をお伝えします。

物販で商品を売った方が良い理由

なぜ物販で商品を売った方が
良いのでしょうか?

飲食店の原価率は、
理想は30%と言われてます。

しかしながら、
昨今原料費アップの為に難しく
なってきております。

例に漏れず物販商品も原価率30%
にするのは難しい状況です。
商品にも寄りますが40~70%です。

  • 物販商品として、
  • 法事や慶事の引き出物
  • お持ち帰りのプリン
  • わらび餅
  • 串だんご
  • おはぎ
  • ドレッシング

などを取り扱っております。

特に引き出物は数がとれるため
予約時必ず勧めています。

  • お中元やお歳暮に使えるご贈答セット
  • 年末のおせち料理
  • ふるさと納税の返礼品

なども扱っており、
物販商品は多岐に渡ります。

飲食以外の売上に対して、
どれだけ積み重ねることができるか
年間を通して考えていくのです。

やりかた次第では、
かなりの売上に繋がっていきます。
欠かすことが出来ない売上です。

ある年のおせち料理

物販で売る商品の選び方

物販で売る商品の選び方として
いちばん大切なことは、
『何を売るか?』です。

なるべく他社には無い商品を
丘里では取り扱うようにして
います。

  • ドレッシング
  • 釜めし
  • 鯛かぶと煮
  • そば
  • 焼きおにぎり
  • わらび餅

は実際に店内で提供しているため、
召し上がっていただいた時の感想
を聞き、

『レジ前で販売しています』
接客することにしています。

つまり、
販売に向けてのストーリーを
作っているのです。

ドレッシング販売の様子

飲食店で物販を売るためのポイント

ただ物販スペースに商品を並べ
販売しただけでは売れません。
売るためにはポイントがあります。

商品POPは作りましょう。
卓上に置く場合には、

  • 動く
  • メニューの長さから30%はみ出ている、

など目立つように工夫しましょう。

丘里には
物販商品をたくさん売る
女将がいらっしゃいます。

まずランチタイム入り口に
わらび餅を10パック積み上げ
商品をアピールします。

そしてお帰りの時に
「いかがですか?取って置きますよ!」
と言ってお腹すかせて来るお客様に
対して購買意欲をかきたてるのです!

この方が一番売っています。

執念の人なんです。
物販は執念のあるスタッフ
でないと売れないのです。

画像はイメージ(Geminiで生成)

丘里の物販の最大の売上はおせちである

丘里の物販の最大の売上は
おせち料理の販売です。
毎年300個は売っております。

地方発送出来る
外注して作ってもらうおせち
は100台作り、

市内及び近隣にお届けできる
手作りおせちは200台作ります。

私が作るおせちは粗利60%、
地方発送出来る外注のおせちは
粗利40%です。

その他にも、
・年越しそばセット
・すき焼きセット
・揚げ物オードブル

など年末年始にご家族に喜んで
頂けるラインナップを作っています。

売上とすれば、
31日だけで800万円以上売ります。
2日間全店休業し全員で作ります。

今は個の時代です。
会社、店ではなく、同じ商品を
誰から買うのか?なのです。

同じ商品を売っていても
売れる人、売れない人がいます。
なぜでしょう?

そこに答えはあると思いますよ。

尚、
物販商品の作り方や売り方は料理長研修
女将研修にて業者の紹介、レシピ、やり方
を含めて全て公開しております。

是非ご活用ください。

弊社主催の各種研修はこちらから

この記事を書いた人

y.nakamura
y.nakamura
地元古河市で和食店の異なる業種を複数店舗経営しております。女将を中心とした店作りは複数のメディアで紹介されています。売れるメニュー提案を中心としたコンサルティングをしております。

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