飲食店に予約システムを導入する必要はあるのか?

飲食店では業種業態によって
予約に対しての考え方は色々です。

今までは予約を受けない方が
回転率を考えたときには良しと
されてきました。

しかし昨今では人件費の問題もあり
予約を受け付けているお店が増えて
きています。

今回の記事では、

  • 予約を取るメリットデメリット
  • アナログでやるのか?
  • システムを導入するのか?

をお伝えします。

飲食店で予約を受ける必要はあるのか?

飲食店への予約のドタキャンが
一時期問題視され予約自体を受けるか
を考えさせられる時がありました。

飲食店で予約の可否を考えたとき、
私ならターゲットがファミリー客なら、
受けない方が良いと考えます。

1000円前後の客単価では
ターゲットがファミリーでなくても
受けられませんね。

1000円前後でしたら、
だいたい滞在時間は30分から45分位
でしょう。

料理が決まっていても微妙です。
ましてや料理がきてからでしたら、
受けない方が良いです。

仮に17時オープンで、
18時~予約を受けてしまうと
その時間まで席にご案内できません。

加えてその時間を過ぎたあとも、
なかなか案内は難しくなります。

そうなれば、
一席あたりの売上高は当然
上がらなくなってしまいます。

丘里のお店フリーのお客様で
ランチは1380円~2,500円、
夜は2,000円~5000円ですので、
席の予約は受けております。

お客様が来店した時に
客席が空いているのに案内されなければ、
あまり良い気持ちにはなりませんよね。

アナログでの予約システム

丘里では
予約の取り方自体特別な取り方のため
アナログ的な対応をしております。

その詳細については、
女将研修経営者研修で伝えて
おります。

システムを導入するのは
最初は費用がかかりますが
ピーク時間等は人手がかからず
メリットが多いと思います。

ではなぜ丘里はアナログ対応なのか?
ということになります。

それはスタッフが1人1人のお客様と
予約時から人間関係を作りたいので、
敢えてアナログ対応にしています。

丘里はオーダーを取るときも、
タッチパネルなどの方法は取らず
アナログ対応しています。

接客時の説明力や提案力を大切に
考えてきた企業風土からこそ、
このこだわりが細部にあるのです。

画像はイメージ(写真ACより)

丘里がアナログの予約にこだわる理由

丘里での予約の受け方として、
具体的にはどのような手順で対応
しているかを伝えて参ります。

これ有料のネタにしたい内容です(笑)

まず、
予約時に担当者の名前を名乗ります。

そのあとに、
お客様の連絡先と名前
日時と人数を伺います。

空席状況を確認したのちに、
何の目的かを伺います。
料理予算、総予算を伺います。

どんなお料理にするかを
一緒に決めて差し上げます。
特別なリクエストがあるかどうか?確認します。

最後に決まったことを復唱し、
お礼を言って2.3日前に、
再度ご利用人数の確認をします。

以上が具体的な丘里の予約対応です。

ここで書いたことをやるのは
簡単に思いがちですが、
予約を取るスタッフ全員が
同じことを実践することは
かなり大変です。

それこそロールプレイングを
何度もやり合格点が出るまで、
実践します。

このあたりの詳しい内容については、
弊社主催の女将研修にてお伝えします。

今の時代様々なツールがあり、
活用しているお店も多いと思います。

そんな時代だからこそ、
アナログ的なものを大切にして、
店舗経営をしてきた丘里がお客様から
支持を得ていると確信しております。

アナログ的な部分、
あなたのお店でも大切にしてみませんか?

この記事を書いた人

y.nakamura
y.nakamura
地元古河市で和食店の異なる業種を複数店舗経営しております。女将を中心とした店作りは複数のメディアで紹介されています。売れるメニュー提案を中心としたコンサルティングをしております。

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