飲食店経営を始めたいなら今の飲食店を取り巻く環境を知ってください
2020年2月~始まったコロナ騒動で
法人飲食店はもちろん個人飲食店も含め、
倒産及び廃業に追い込まれました。
元々業績が悪かった会社が
コロナ融資で生き延びたところもあります。
しかし今年は3年の返済猶予期間が終わり、
飲食店の倒産件数がかなり増えると言われ
ています。
現状の飲食業界を取り巻く環境
元々飲食店を新規で開業しても、
3年で90%潰れると言われている
業界です。
しかしながら、
やめてしまう店以上に新規の出店があること
も知っておかないとなりません。
大手や複数店舗を経営するオーナーは、
これからをチャンスと捉え出店を加速する
ことでしょう。
このコロナ期の3年間で
何を準備してきたかによって、
勝ち組負け組大きく分かれ二極化します。
特に個人店経営者の方は
今まで以上に勉強して出店しないと
全て破綻することもあり得ます。
「美味しい料理さえ作っていれば
お客様は来店し飲食店経営が出来る」
と思っている方はいないと思いますが、
商品とサービスと雰囲気づくりのバランス
で集客できるのです。
- 商品力
- サービス力(説明力)
- 店舗力
- 組織力
- マーケティング力
- メニュー開発力
- 業態開発力
等全てを頭に入れて出店していかないと
大手には勝てません。
そう考えているからこそ、
丘里は特に人間力を磨き込んで
戦っております。
飲食店経営者としての覚悟を
飲食店経営には、
経営者としての覚悟が必要です。
まずは、
夫婦やパートナーとの相互理解が
絶対条件です。
パートナーと別々の仕事をするのが
理想の形だと美談を言われる方も
中にはいらっしゃいます。
私の考えとしては、
創業当社当初はパートナーと一緒に
立ち上げることを推奨いたします。
なぜなら
形が出来上がるまでにはどうしても
時間がかかります。
当然、労働時間が長くなり、
休みもとれないことも考えられます。
経営者には
労働基準法は適用されませんから、
好きなだけ働くことができます。
私も創業から12年間は
年間の休日は8~12日だけでした。
だから今があるのです!
人材の確保の難しさを知る
また今の時代人材の確保が難しい
ことを知っておくべきでしょう。
私の会社では
パートアルバイトで1人採用するのに
4万円~6万円かかります。
これが店長料理長の社員なら、
約10倍かかるのが実態です。
一昔前の飲食店は、
「水商売」と呼ばれた時代がありました。
職業の中でも下から数えたほうが早い位
あまり人気の無い職業でした。
しかし私が仕事をしていたヨーロッパでは、
音楽家、美術家に次いで料理人は三番目です。
4番目が政治家、医者、弁護士でした。
日本とは大違いですね。
日本での飲食業が不人気の理由としては、
- 長時間労働
- 人が休んでいる時(土日、GW、お盆、正月等)忙しい仕事
だからです。
そして他の人が働いている時に休日
を取っている状況だからです。
現在はどこの会社もだいぶ改善されてましたが、
まだまだ一般の企業と比べて劣っているところ
が多いのがこの業界の現状ではないでしょうか。
どの業界も業態もそうですが、
経営者が命がけで志を持って志事をする
コミットメントが求められています。
ちょっと引いてしまったかもしれませんが、
これが事実です。
小が大に勝つためには覚悟しかないのです。
それでも飲食店経営を始めたいなら、
- 業態
- 看板メニュー
- 数値的マネジメント
- 非数値的マネジメント
を真剣に勉強する必要があります。
料理だけでは今の時代厳しいです。
だからこそ、
実際に地域で繁盛店を作っておられる
経営者に学ぶことをお勧めします。
繁盛している飲食店には、
繁盛している理由があります。
なかなかその理由を教えてくれません。
私は、
- 飲食業界を盛り上げる
- 共に勝つ飲食店を創る
を想いに今コンサルティング活動も
しております。
そして私どもの経営ノウハウが詰まった
丘里1日研修も毎月開催しております。
かなりのレベルで公開しております。
そんな想いに共感できる飲食店経営者様
のご参加を心よりお待ちしております。
この記事を書いた人
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