今の時代お勧めの飲食店の集客方法とツールをご紹介

行動制限もだいぶなくなり、
人出も多くなってきました。

となれば飲食店においては、
勝ち組と負け組に二極化してきた
ように見えます。

今年の忘年会は、
昨年の倍ぐらいの客数が予想されます。

しかしながら、
アルコールを始め食材の値上げなど
悩ましい問題もあります。

こういった状況の中で、
いかにあなたのお店に集客できるか
を真剣に考える必要があります。

今回の記事では、
今絶対に外せない集客方法とツール
についてお伝えいたします。

飲食店の集客の基本的な考え方

あなたのお店の売上、
戻ってきましたでしょうか?

あなたの店に行く理由がありますか?
お客様から選ばれる店になっていますか?
おすすめ品は、毎日変えていますか?

月1回では飽きられます。
その商品にオリジナル性はありますか?
どこの店にでもある商品になっていませんか?

外食は、

  • 非日常的な場所にするのか?
  • 日常食をリーズナブルに召し上がっていただくか?

のいずれかになります。

丘里は非日常を売る

丘里はお客様に非日常の場
を提供しています。
競争が激しくないからです。

非日常の場とは、

  • 私どもの店にしかない商品づくり
  • 季節食材も他の店とは違う商品開発
  • 家庭では作れないような商品開発
  • 季節を感じさせる店内の飾り付け
  • 大手ではできない小回りの効いた接客等差別化

です。
あなたのお店でも考えれば、
いくらでもできます。

しかし今の時代、
料理人も勉強していないと、
家庭の主婦に負けてしまいます。

クックパッドなどのレシピサイトに
メニュー情報はいくらでも書かれて
いますから。

あなたのお店でしかない料理を
毎日出すことでブランド化され、
結果としてお客様に選ばれるのです。

丘里と言えば釜飯と仰って頂くお客様多いです

丘里式集客方法

まず集客をする上で私どもは、
今年度から値引きを極力やめました。
店の収益を圧迫してしまうからです。

世の中には
実に多くの集客ツールが存在します。
どの集客ツールを選んだら良いでしょうか?

集客ツールを選ぶ基準

集客ツールを選ぶ上での判断基準は、
まず考えるのは費用対効果です。

値引きして集客はあまりお勧めしません。
特別なイベントや周年記念等特別な時以外は
現在私どもは値引きをしておりません。

仮にやるようでしたら、
30%オフまたは30%増量ですが、
原価率がはね上がります。

ちらしを打っても1%位の反応
ということを考えると選ぶツールは
限られてきます。

展開している4つの集客方法

集客ツールを活用して集客するには、
明確な意図とゴールを決めてやること
が大切です。

例えば、

  • 翌月分のニュースレターを半径500メートルにポスティングする
  • 店内のお客様全員に会計時にニュースレターを配る
  • リストアップした近隣事業所と企業にドアコールする

というように明確にすることです。

では実際に、
丘里では展開している集客方法を
4つご紹介します。

商品価値を伝えるLINEとフェイスっブック

商品価値を伝えるツールである
LINEとフェイスブックで定期的に
イベントや広告をしております。

以前はDMを発信しておりましたが、
費用対効果を考えLINEに変えました。
かなりのコストダウンになりました。

LINE会員は今約7000人を超えています。
今10000人を目指しています。

会員になっていただいたお客様には、
毎週1回販促のメッセージを送り、
丘里ならではの情報を発信しています。

また独自にSNS委員会を立ち上げ、
スタッフたちがどのようにすれば
よりお客様に伝わるかを毎月ミーティングし、
実践しています。

SNS委員会の様子

ニュースレターとポスティング

丘里が一番重視している集客方法が
このニュースレターとポスティングです。

店に来てくださるお客様に
手書きのニュースレターを渡しています。

近隣住宅に直接訪問し、
ニュースレターを渡しています。
これをドアコール作戦と呼んでいます。

店舗周辺半径500メートルの所に
人海戦術でローラー作戦をやることが
一番成果に繋がります。

スタッフ全員が参加することで、
達成感や一体感が生まれます。

参照記事

DMの発送

丘里には、
3万人位のポイントカードを持っている方
がいらっしゃいます。

その中の上位20%のお客様に対して、
年5回DMを送っています。
※1回はバースデーDM

季節DMで来店率18%、
バースデーDMで40%来店して頂いております。

上位20%のお客様が売上げの80%を作るという
イタリアの経済学者パレートの法則に基づいて
実践しております。

以前はすべてのお客様にDMを出しておりましたが、
えこひいきした方が成果に繋がるのです。
もちろん全てのお客様を大切にすることは大前提です。

参照記事

お客様が行きたくなる価値づくり

一部の店舗で、
女性のお客様に得したと思って頂くために
アフタヌーンティーを始めました。

ご来店いただいたお客様の靴を磨くことや、
配膳ロボットの導入など
丘里に行かなければ体験できないこと
を始めています。

表面的ではなく、
本物のおもてなし・商品づくりを
実行しています。

左はおかさと亭椿に導入された配膳ロボット
右はおかさと庵のアフタヌーンティー

これからの時代配膳ロボットも
人件費削減と合わせて販促ツール
になっています。

おかさと亭椿で人手が足らないため、
AIロボットを投入したところ、
家族連れの集客に繋がっています。

人手として、
料理の持ち運びや下げもの等大活躍です。
パートアルバイトスタッフ一人分は働きます。

AIロボットではなく、
スタッフが料理を運ぶと、
子供さんががっかりするほど人気です(笑)

集客の先のリピートを重視する

ここまで、
いろいろと販促の話しをしてきました。

しかし一番の販促は、
来店してくれたお客様に対し、
女将や料理長始め全スタッフが、
最高の商品と最高のおもてなしをする
ことです。

年間何万人の中の1人ではなく、
1人1人のお客様の人生に関わる気持ちで
あなたの精一杯のことをすることです。

フェイスtoフェイスが一番なのです。

泥臭いやり方ですが、
お客様の立場になって、
心に響くおもてなしをすることが
一番の集客になるでしょう。

口コミで拡がりますから。
そのための
信頼関係づくりが一番大事です。

お客様はお店に付くものです。
お店に付くのではありません。
人に付くことを忘れてはなりません。

「あの人がいるからあの店に行こう」
となることです。

ましてや、
「あの人がいるから行きたくない」
なんて言われたら最悪です。

これは大手さんでは出来ません。
私どもは小が大にかつ経営必勝法として
社内で生きております。

地方の飲食店は、
同じお客様に何度も足を運んで頂かないと、
商売は成り立ちません。

そのためには、
お客様とどのように信頼関係を創っていく
のかが大事なのです。

そしてスタッフも家族、
お客様も家族の一人として関わることが、
繁盛店を創る上で最も大事なことなのです。

お客様に喜んでいただくためにも、
私たちが学び成長することが肝要です

やはり最終的には、
人の力人間力しかないのですよ!

この記事を書いた人

中村 康彦
中村 康彦フードスクエアカンパニー代表
丘里グループは創業50周年を迎えることができました。食を通じて「喜び、幸せ、そして感動」をモットーニ「人」の魅力で他の飲食店と差別化を図り、地元茨城県古河市でナンバーワン企業であり続けることを目指しております。

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