地方の飲食店の出店戦略と物件を探す際のチェックポイント

私どもの丘里グループは、
人口14万人弱の地方都市に集中して
出店しております。

メニュー業態を変えて、
地方都市でガッチリ経営しております。

今の時代は拡大するのではなく、
ガッチリ儲けてスタッフと分かち合える
会社を作るべきだと思っております。

今回の記事では、
地方での出店戦略と物件を探すポイント
をお伝えいたします。

丘里が出店する立地

飲食店が出店する際は先ずは立地が
大切イヤ立地が全てと言われます。
本当に立地が全てでしょうか?

実は
丘里の多くの店舗は撤退物件ばかり
やっています。

いわゆるいわく付きの物件で、
誰もやる方がいない物件、
競売で誰も入札しない物件などです。

利点として、
購入金額や家賃がかなり安いからです。
要は初期条件が低いので利益が出やすく
なるのです。

店舗運営責任者からすると、
損益分岐点が低いのでプレッシャーが
かからないことだと思います。

一方でデメリットとしては、
撤退した物件は多かれ少なかれ
負のエネルギーがまん延しています。

私はトップとして、
人間力を高めれば必ず利益を出すと信じ、
出店をしてきました。

初期条件は通常20%以内と言われていますが、
私どもの店は低いところで8%です。

だからこそ、
お客様に原価をかけて還元出来ます。
それが丘里のお店たちの強みなのです。

最初の店舗は現在おかさと庵として営業中です

丘里の出店戦略

一般的な飲食店の出店は、

  • 交差点の角地とか生活道路沿い
  • 大手コンビニエンスストア近く

等言われます。

しかし私どもの戦略は、
一曲集中してバラバラジャンルで
得意とする和食を業態を変えて出店する
という方針の元出店計画をたてています。

私は地元生まれで地元育ちです。
どの場所にどんな業態の店を作れば
繁盛することを知っています。

やる前から成功することを
自明であると言いきれます。
立地を徹底的に調べ知ることが大事です。

これは人口が多いから出店する
というような安直なことではありません。

相当な投資をするわけですから、
やろうとする業態のターゲット客層が、
どれくらいのお客様がいるのか?
調査をしなければなりません。

魚のいないところに、
エサのついた釣竿を垂らしても
釣れませんからね。

昨今、腕に自信のある料理人が、
店を出すと3年間で90%潰れると
言われています。

その理由は料理人のほとんどが、
料理の技術は学んでいても、
マーケティング、組織づくり、数値管理
等を理解していないからです。

今の時代は
マネジメント出来ない料理人(職人)は
必要としていない企業が多いです。

個人店でも
パートアルバイトを一人でも使うのであれば、
その知識は必要です。

飲食店は人を育てることが全てです
写真は女将研修の様子

出店する前に検討すること

出店までには準備が必要です。
いわゆる開業準備です。

出店するには、
家賃と保証金(通常家賃の6ヵ月分)
の現金が必要です。

売上げ予測をして、
売上げの2ヵ月分の現金も必要です。

最初は業者様とは、
現金でのやり取りから始まります。

業者様との信頼関係ができると、
売掛金→請求書→翌月支払いなど
ができるようになります。

テナントで入るにしても、
最低1000万円位は設備等必要
になると思います。

もう1つ大切なことがあります。

必ず奥様(旦那様)が
手伝っていただけなければ成功しません。

なぜなら、
伴侶のお給料は軌道に乗る3ヵ月位は
でないからです。

夫婦で理解し合えていなければ
うまくいかないのです。
これは、原理原則だと思っています。

2号店までは鉄則です。
3号店からは別の課題がありますが、
ここでは触れません。

失敗すれば伴侶に大変な迷惑をかけます。
出店計画はしっかりと作りましょう。

何をどんな客層にいくらで販売をするのか?
明確にしましょう。

業態にもよりますが、
駐車場に何台の車がおけるのかも
売上の上限を決めてしまいます。

宴会を主に取っていきたいのなら、
送迎バスは必須条件です。

最初は
身内の方に送迎をしてもらうと
良いでしょう。。

出店立地は
産業道路よりも生活道路の視印性のある
場所が有利です。

事業計画に関しては
売上げ好調時、不調時、平均値の場合の収支
も出しておくと良いです。

銀行から借り入れを起こす時に
細かく細かく計画を作っておかないと
なかなか最初はお金を貸してくれません。

飲食業は銀行から見ると、
一番リスクの高い業種の一つだという
ことを知っておいてください。

画像はイメージ(写真ACより)

中村が出店する際にチェックするポイント

最後に重複するかもしれませんが、
私の物件を探すポイントをまとめます。

  • その地域を知り尽くしていること。
  • なるべく撤退物件を探すことで家賃交渉をしやすくする。
  • 半年以上空き物件になっていること。
  • 業態に合った物件かどうか調査をする。
  • 人材が育っていること。

以上です。
実は最後の「人材が育っている」
が一番の重要ポイントだと思いますよ。

この記事を書いた人

中村 康彦
中村 康彦フードスクエアカンパニー代表
丘里グループは創業50周年を迎えることができました。食を通じて「喜び、幸せ、そして感動」をモットーニ「人」の魅力で他の飲食店と差別化を図り、地元茨城県古河市でナンバーワン企業であり続けることを目指しております。

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