飲食店におけるスタッフの採用と労務管理

今の時代、
労務管理は厳しくなって
来ています。

以前はOKだったことが、
今の時代はNGであることが
多々あります。

もちろん、
基準に反する事はあっては
なりません。

丘里では
社長基準に沿ったルール
を設けて対応しています。

今回の記事では、
飲食店におけるスタッフ採用
と労務管理についてお伝えします。

スタッフの採用と労務管理の担当者

スタッフを採用と労務管理
は飲食店にとって大切な仕事
の1つです。

大切な仕事だからこそ、
丘里では女将が担っています。

具体的には、
ホールスタッフの面接と
労務管理は女将さんが担当し、

キッチンスタッフの面接と
労務管理は料理長が担当します。

しかし、
最終判断は社長代行者である
女将が判断します。

スタッフの面接と採用

スタッフの面接と採用は
慎重に行っています。

人もコストですから、
基準が緩ければとんでもない
ことなります。

慎重にも慎重を重ねて
採用することが大切です。

具体的には、
面接30分の中で応募者を
見極めることです。

これ難しいことですが
とても大切なことなのです。

ポイントは見極めた結果、
『自発的に仕事をする』という
コミットを取り付けることです。

面接時の質問として、

  • 人が好きなのか?
  • 食べること、飲むことが好きなのか?
  • 夢はなにか?
  • どんな生きざまを魅せていきたいのか?

を訊いています。
そして面接者が応募者を理解する
ことに努めます。

採用した新人スタッフは、
80時間かけ会社の理念教育
をしていきます。

もちろん、
初日にはオリエンテーション
を実施しています。

とても重要なポイントです。

画像はイメージ(写真ACより)

スタッフの労務管理

労務管理とは、
スタッフが安心して働ける
環境づくりでもあります。

  • 勤怠管理
  • 給与の支給
  • 福利厚生
  • 社会保険の手続
  • 有給
  • 安全衛生管理

など多岐にわたります。

その中でも重要なのが、
シフト管理です。

丘里では、
シフト表を毎月25日までに
サービス主任が作ります。

作ったシフト表を料理長が見て、
キッチン及びホールのシフト表が
料理長から女将に上がってきます。

そこに役割を書き込んで
キャスティング
=ポジションを決めていきます。

シフトは、
営業日2日前から微調整を
女将と料理長で行います。

売上予測に沿って労働時間を
さらに決めていくのです。

女将によるスタッフ教育の様子

労務管理における注意事項

日によっては
売上予測通りに売上が達成しない
ときもあります。

スタッフを早めに上げられる
女将はスタッフとの人間関係が
できている女将です。

スタッフが多ければ、
総労働時間がかかり、
人時売上高が下がります。

お願いするのですから、
スタッフとの人間関係は
大事なのです。

関係性が出来ていないと
「早く上がって」
と言えないのです。

人が少なければ、
お客様にご迷惑をおかけする
ことになります。

成果にこだわっていますから、
スタッフの方から言ってくれる
ときもあります。

労務管理においては
スタッフとの信頼関係こそ
最重要事項になるのです。

画像はイメージ(写真ACより)

採用したスタッフが定着する店作りを

仕事ばかりの姿だけでは
スタッフからあこがれる
存在にはなりえません。

だからこそ、
上に立つ女将や料理長の
生きざまが大切になります。

働いている時間だけではなく、
オフ時間の使い方も大切です。

旅行に行く
本を読む
研修を受ける

いろいろあることでしょう。

このような行動が

上に立つものとしての器を
大きくすることができるのです。

そのような女将や料理長の
後ろ姿を見て採用したスタッフは
一緒に働こうと思ってくれるのです。

この記事を書いた人

y.nakamura
y.nakamura
地元古河市で和食店の異なる業種を複数店舗経営しております。女将を中心とした店作りは複数のメディアで紹介されています。売れるメニュー提案を中心としたコンサルティングをしております。

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