飲食店の営業時間と定休日の決め方はとても重要です!

2025年10月3日更新

あなたのお店の営業時間は
何時から何時ですか?
定休日はありますか?

以前は飲食店=年中無休
というような考えが一般的
でしたが今は違ってきています。

むしろ定休日を作ったほうが
良いという意見が多くなって
きています。

今回の記事では、
飲食店の営業時間と定休日の
決め方についてお伝えします。

飲食店の営業時間と定休日の重要性

飲食店の営業時間と定休日は
なぜ重要なのでしょうか?

以前は年中無休で、
朝から夜まで通し営業が美徳
という時代もありました。

昔のCMではありませんが、
まさに24時間戦えますか?
状態です 笑

しかし、
現代は価値観が変わりました。
理由としては3つあります。

お客様にとっての安心や信頼に繋がる

最近よく聞かれるのが、
行ったのに営業していない
なんてケース。

営業時間が不規則なら、
いつやっているかわからない店
になってしまいます。

営業時間はお客様との約束
なのです。

スタッフの労働環境を守れる

飲食業は体力的にも精神的にも
負担が大きい業種です。

定休日を設定することで、
体力的にも精神的にも休む
ことができます。

定休日がなかったお店が、
定休日を1日設ければ、
1日スタッフは休めるのです。

人手不足でなかなか
スタッフの休日を作れない
お店は大きいですよね。
このことは
経営者であるあなたも然りです。

経営効率が高められる

一番は
経営効率が高められること
です。

ただ店を開けるだけではなく、
余裕を持って店舗営業をすること
です。

営業時間を短くすることや、
定休日を作ることは、
一見売上が下がる行為だと
思われがちです。

しかしこのような行為は、
結果効率が良い営業ができ、
反って売上や利益が向上します。

特に利益については顕著です。

営業時間のムダを無くす
営業日のムダを無くすことです。
それが最終利益に繋がるのです。

画像はイメージ(写真ACより)

営業時間と定休日の決め方

実際に営業時間や定休日を決める際、
どのようなことを踏まえて決めたら
良いのかお伝えします。

一般的な営業時間と定休日の決め方

一般的な飲食店の定休日は、
食材が少なくなる月曜日または
市場の休みがある水曜日にする店
が多いです。

個人的な考えとしては、
月曜日を定休日にはしません。

理由は明確で、
日曜日に使った半端な材料が月曜日には
多く残ります。

その材料を使って、
月曜日に料理長がオススメ品を作ることや
日替わりを作ることで原価率が下がります。

立地にもよりますが、
『売り切る』という観点では
月曜日は営業したほうが良いでしょう。

ライバル店の営業時間と定休日をチェック

ライバル店とは定休日は変えることが
望ましいと考えます。

普段ライバル店に行っているお客様に
自店に来ていただけるチャンスです。
良さを知ってもらいましょう。

営業中に一旦店を閉める場合

営業中に一旦お店を閉める場合の
考え方です。

ランチとディナーの時間の間の
アイドルタイムと呼ばれる時間に
多くの店で閉めることでしょう。

もしあなたのお店が
ファミリー層がターゲットでないなら、
一旦閉めて夜に備えたほうが良いです。

特に専門店はそうしたほうが良いです。

ただし、法事や慶事、ご宴会等の
ご予約に来られる方が入りやすいように、
ご用の方は中にどうぞと玄関前に黒板等
に書いておくと良いでしょう。

人手不足で営業が厳しい場合

人手不足の時は定休日を作って営業
をしていくことをおすすめします。

定休日を作ったり作らなかったりが
一番良くないです。

営業日数が減っても
しっかり売上や利益を残す方法は
いくらでもあります。

私は従業員満足度をあげるためにも
定休日を作ったほうが良いと考えます。

時代は大きく変化をしています。
お客様もスタッフの価値観も
大きく変わってきています。

経営者の独りよがりでは、
働くスタッフはいなくなることは、
今の時代明白です。

お客様との関係性を良くしていけば、
ファンになってくださると同時に、
お店の営業時間に合わせて来店して
くださるようになります。

そのためにも
日々目の前のお客様を大事にし、
信頼関係を築き上げていきましょう。

この記事を書いた人

y.nakamura
y.nakamura
地元古河市で和食店の異なる業種を複数店舗経営しております。女将を中心とした店作りは複数のメディアで紹介されています。売れるメニュー提案を中心としたコンサルティングをしております。

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