飲食店が利益を出すための手順と行動を解説

昨今の飲食店を取り巻く環境を考えると、
何もせずに営業しているだけでは
利益は残らないかもしれません。

利益を残することを考える上で、

  • 原材料費の高騰
  • 最低時給の大幅アップ
  • 米不足

などの避けて通れない問題もあります。

しかし、
利益を残すためにまだやれること
は無限にあります!

今回の記事では、
飲食店で利益を残すためにやれること
その手順とやり方を解説します。

飲食店で利益を出すことが大切な理由

利益を残すことにこだわることは
ビジネスですから当然のことです。

しかしながら、
原料費の仕入れ価格の高騰が
止まりません。
本当にどうなってしまうのでしょうか?

それに加え丘里がある茨城県でも、
最低賃金が1,005円になります。

これは高校生等の
アルバイトスタッフにも1005円です。
当然最低賃金ではスタッフは集まりません。

丘里では前倒しで
8月から1010円~1,200円で募集を
開始しました。

他の店よりも先に単価を上げて、
良い人材を確保することが狙いです。

今の時代新規で飲食店を始めると
3年で90%つぶれるそうです。
ビックリしますが本当の話です。

飲食店は出店しやすいが、
営業を続けることが何よりも大変
なことを知っておいてください。

飲食店を営業し続けることは大変なのです!

飲食店で利益を出すための大前提

あなたの飲食店で利益を残すことを
考える前にそのための大前提条件が
あります。

まずはそれを知ってください。

売上=客数×客単価×来店頻度
です。

どれか一つ焦点を絞って
取り組むこともありですが、
全部をお店全体で取り組むことも
ありだと思います。

客数を上げる=値引きして集客
では決してありません。

  • 店の価値
  • 商品価値
  • スタッフの価値

をお客様にお伝えするのです。

客単価アップのためには、
サービスよりもワンランク上のおもてなし
商品説明力、お持ち帰り商品を充実させる等
色々考えることができます。

来店頻度を上げるには
商品の見直しや、飽きさせないことです。

季節ごとに食材を変えることはもちろん
味噌汁の具材、サラダの付け合わせ、漬け物、
変わりご飯、デザート等でもできます。

更に、
単品のおすすめ品等も10日~2週間で変える
ようにしていきましょう。

販促では
SNS等で忘れられないように定期的に投稿
することを実践しましょう。

LINE会員を集め、
特別扱いをして会員を徹底的にエコ贔屓
するのです。

お客様は自分が特別扱いをされると、
ファンになりますから。

定期的なDMの郵送も
ベビーユーザーには効果的です。

新規開拓も大事ですが、
常連様を特別扱いをして、
他店に行かないように、
大事にして上げることも大事です。

丘里の女将が書くニュースレター

飲食店で利益を残すために3つのムダをなくす

大前提条件をクリアした上で
以下のことを順番に取り組みましょう。

食材のムダをなくす

どんなに売っていても、
食材のロスを出していては何にもなりません。
ロス対策で原価率は著しく下がります

特に
野菜の切り方、処理の仕方、保存の仕方
は重要です。

要は全ての食材を使い切ること
またそのためのメニュー開発
重要になります。

「捨てるものはない!」
くらいの意識でやりましょう。

画像はイメージ(写真ACより)

人件費のムダをなくす

昨今人手不足で
時給がどんどん上がっています。

だらだらとスタッフを入れて
仕事をするのはNGです。

ピークにスタッフ多めに入れて、
引けたら上げるを徹底しましょう。

店長とスタッフの人間関係が良ければ、
短い時間だけでもやっていただけます。

水道光熱費のムダをなくす

丘里では洗浄機のスイッチは
最初のお客様が見えてから電源を入れる
ようにしています。

仕込み中は原則手洗いです。
仕込み中から電源を入れておくと、
無駄に洗浄機を使ってしまうのです。

1回に使用する洗剤や電気代を
算出してみてください。

学生時代に大手ファミリーレストランで
アルバイトしていた時に店長からうるさく
言われていました。

ガスのつけっ放しはないと思いますが、
水の出しっ放しや無駄な電気のつけっ放し
は絶対避けましょう。

全て利益に直結します。

画像はイメージ(写真ACより)

ムダがないかを経営者の目で見極めることが重要

今回は色々と細かいことをお伝えしましたが、
日々の積み重ねが重要なのです。

飲食店の経営は、
数字をみただけではわかりません。
真の問題課題は全て現場にあります。

飲食店経験があるなら、
是非経営者自身の目で見て、
現場のムダがないか確かめてください。

もし飲食店経験がなかったり、
そのようなことが苦手ならば、
私のようなプロにお任せください。

現場に入って課題をチェックし、
改善点をご提案いたします。

お気軽にお問い合わせください。090-1035-1088受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]

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この記事を書いた人

y.nakamura
y.nakamura
地元古河市で和食店の異なる業種を複数店舗経営しております。女将を中心とした店作りは複数のメディアで紹介されています。売れるメニュー提案を中心としたコンサルティングをしております。

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