飲食店は基本待ちの商売です。
しかし積極的に販促をしていかなければ
お客様から忘れられてしまいます。

要は
数珠繫ぎのごとく販促を展開する
ことが大切なのです。

そうなると、
どのような販促をするのか
スケジュールを立てる必要があります。

今回の記事では、
飲食店の販促スケジュールの立て方
を中心にお伝えします。

飲食店で年間販促スケジュールが重要な理由

飲食店で年間販促スケジュールを
立てる必要がなぜあるのでしょうか？

それはお客様がお店に行かなくなる
理由を知るとなんとなく相続できます。
何だと思いますか？

ずばり1位は、
「特にない」
のだそうです。

つまり、
お客様があなたのお店に常に行く理由
があることです。

お客様の頭の中に、
あなたのお店が常にインプットされて
いる状態にすることが大切なのです。

だからこそ、
数珠繫ぎのごとく販促を展開する
ための計画が重要なんです。

販促計画は、
毎月、四半期、年間と分けて考える
と良いでしょう。

販促計画とは、
「この月はこの販促で売上を作るんだ！」
というお店の意志です。

いつ
どんなことを
誰に
どのように

展開するかを明確にすることが重要です。

そして
なぜやるのか？という目的
をスタッフと共有してください。

販促スケジュールの組み立て方

丘里では毎月の一般的な行事を
年間スケジュールに落と込んで
います。

例えば、
1月は正月、成人式、新年会
みたいな感じです。

その内容を書いたニュースレターを
各店で作成しレジ会計時にお客様に
お渡ししています。

クーポンをつける場合もあります。

またメニューは、
四半期ごとに(季節ごとに)に変えます。

DM、ニュースレター、店内ポスター
のほか会計時にお客様に女将が伝える
ようにしています。

12～2月が冬
3月～5月が春
6月～8月が夏
9月～11月秋

という季節ごとに
おすすめメニューを変えています。

その他にも、

12月～1月は忘年会や新年会メニュー
3.4月は歓送迎会メニュー
6.月～8月は暑気払いメニュー

を作ります。
7月は土用丑の日がありますので、
しっかりチラシ等で伝えて、
御予約注文を受注いたします。

毎月のニュースレターでは、
ターゲット客層にあった内容を
作るようにします。

5月にはこどもの日がありますが、
私どものターゲット客層ではない
一般の家族連れに向けに、
お子様ランチフェア等はやりません。

一般的な安価なお子様ランチではなく、
2000円.3000円.3,500円の高級お子様膳
をやっています。

他の店で真似が出来ないようなお子様膳
を作り提供することで独自のお客様を得る
ことができています。

他にやっている飲食店が少ないため、
競わないためにマーケットは広くなり、
お客様に選ばれるのです。

販促成功の鍵は？

販促を展開し成功するためには、
3つポイントがあります。

• リーダースタッフの任命
• 準備は3ヶ月前から
• 結果を検証し次回に活かす

です。
まず1つ目の
「リーダースタッフの任命」です。

それぞれの販促に対して、
リーダーを一人決めます。

出来れば役職に就いてないスタッフ
を当てるとそのスタッフが成長します。

2つ目の「準備は3ヶ月前から」です。
3ヶ月前を目安に、

何を誰にどのように売るのか？
担当者は誰か？
どのような成果を創るのか？
ゴールはどこに置くのか？

を細かく決めましょう。
行き当たりばったりの販促ではなく、
しっかりと準備をしてください。

最後に「結果を検証し次回に活かす」です

期間中も日々出数等を分析し、
やりっぱなしにならないように
データを取りましょう。

コストも含めて記録することが大切です。
要はその販促を振り返ることです。

成功しても失敗しても資料を残して、
検証することを怠らないようにしましょう。

「成功の反対は失敗ではなく何もしないこと」

です。

トップが1人で考えるのではなく、
利益はスタッフ一人一人の知恵の総和
であることを忘れないでください。

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