社員やスタッフのオリエンテーションを実施することの重要性

新しい社員、
パート・アルバイトスタッフが入社
したときに真っ先にやってほしいこと
があります。

そうオリエンテーションです。
このオリエンテーションとても重要
だということに気づいていますか?

今回の記事では、
社員を始めスタッフのオリエンテーション
を実施することの重要性をお伝えします。

オリエンテーションをするタイミングと重要な理由

新しく入った社員、
パートアルバイトスタッフには
オリエンテーションを実施します。

オリエンテーションでは、

  • 会社の歴史
  • 守っていただくルール
  • お客様に対する自社の考え方
  • 一緒に働く仲間への考え方
  • 飲食店で働くということ

など最低限の事を2時間位かけて
伝えます。

これ、
スタートの時点でとても重要
なのです。

オリエンテーションをすることで、
「これから頑張って働こう!」
というモチベーションアップに繋がり、
不安を取り除くことができます。

オリエンテーションまでには、
ちょっとした道のりがあります。

社員やアルバイト募集広告をかけ、
電話やネットから問い合わせがあり、
面接をすることになります。

その結果採用となれば、
オリエンテーションの日時を決める
ことになります。

ここで重要なポイントは、

問い合わせ
→面接
→採用
→オリエンテーション

まで時間をかけないことです。

なぜなら求職者は
結構なハードルを越えて問い合わせ
をして面接まで来ます。

この時が
一番やる気に満ち溢れています。

やる気は増えるか減るかですから、
採用が決まればすぐオリエンテーション
→初日のシフトに持っていきます。

ここでもたもたしていると、
気が変わることや
他に面接している会社があれば、
そちらに行ってしまいます。

せっかく求人費をかけても
無駄になってしまいます。

丘里では問い合わせがあったら、
即面接、良い人材でしたら即採用、
即オリエンテーションに持っていきます。

担当者が休みでも、
求職者に合わせて面接~オリエンテーション
まで時間をかけずに終えます。

オリエンテーション後の1ヶ月間、
しっかりフォローすることで、
離職率も下がりますよ。

画像はイメージ(写真ACより)

オリエンテーションの目的

オリエンテーションの目的は、

価値観の違う人間及び人生観の違う人間が
1つの目標・目的に向かっていくための
枠組みを理解していただくこと

です。

その中に

  • 私たちの考え方及び経営理念
  • 最低限のマナー
  • 会社の歴史、
  • 経営者が大事にしてきたもの
  • ハウスルール
  • 福利厚生制度
  • 給料に関する考え方
  • 賞与に対する考え方
  • 給料や昇給や評価制度について
  • 時間に関しての考え方

等を伝えることで、
一緒に働く仲間としての目線合わせ
をしてもらいます。

この目線合わせをして、
理解していただき実際に行動する
ことが大切になります。

具体的にオリエンテーションでの実施内容

ではオリエンテーションで具体的に
どのようなことを実施しているのか
を説明します。

例えば
飲食店で問題になるものとして
身だしなみがあります。

中でも髪の毛色。
丘里では髪の毛の色はここまでOK
と色のサンプルを見せ決めています。

例えば時間に関して。
5~10分前までに出勤する。

その他にも、

やってはいけないこと。
あいさつに関して。
クレーム処理に関して。
会社に必要となる存在になるには?

など会社として守ってほしいことを
まずは伝えます。

これに加えて、
新人スタッフから将来の夢やビジョン
も聞きます。

更に、
なぜこの会社を選んだのか?
どんな目的で仕事をするのか?
も聞き出します。

これはオリエンテーションする
立場の女将や料理長も同様に語ります。

なぜお互いに語り合うのでしょうか?

それは夢の叶う会社であること、
そのために一緒に学び、一緒に成長し、
一緒に関わるすべての人々に貢献しよう
とコミットを取り付ける事なのです。

オリエンテーションはスタッフ教育の上で最も重要な位置付け

オリエンテーションは、
採用してから初日の仕事に入るまで
の時間の中で最も重要な2時間です。

この2時間次第で、
新人スタッフのモチベーションが
どうなるのかが決まります。

「このお店で一緒に頑張ろう!」
になるのか、それとも

「ま、お金をもらえればいいや」
になるのかの分かれ道です。

もちろん前者のようにしたいですよね?

そのためには、
オリエンテーションを実施する
人材の教育が最も大事だと考えます。

個人店においては、
なるべくトップ自ら実施することが
望ましいでしょう。

なぜなら、
トップとしての影響力で想いを語れる
からです。

人は目的を理解しないと動けません。
説得して仕事をしていただくのではなく、
納得してお仕事をするお店にしましょう。

その結果、
きっと成果は伴ってきますので。

この記事を書いた人

y.nakamura
y.nakamura
地元古河市で和食店の異なる業種を複数店舗経営しております。女将を中心とした店作りは複数のメディアで紹介されています。売れるメニュー提案を中心としたコンサルティングをしております。

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