地域密着型の飲食店を作ることの重要性とその際のポイント

株式会社丘里は、
創業以来52年間茨城県古河市内の出店
にこだわり地域オンリーワンの店づくり
ひとづくりをして来ました。

この古河市という地にこだわり、
地域NO.1の店づくりとひとづくり
をしてきたのには理由があります。

今回の記事では、
地域密着型の飲食店を作ることの重要性と
具体的なポイントを伝えいたします。

地域密着型の飲食店であることが大切な理由

丘里の店舗は、
大手の飲食店の出店とは違い、

  • バラバラジャンルで
  • 規模ではなく局地戦

で戦っています。

個人店は大手飲食チェーン店とは違い、
仕入れコスト、建築コスト、求人力、
店舗力では勝つことは難しいのです。

地方の飲食店が生き残って行くには、
圧倒的な商品力と接客力しかないと
思っております。

地域密着型の飲食店のメリットとして、
トップの目が行き届きやすいことが
挙げられます。

お客様の声をタイムリーに拾うことで、
すぐに改善することができます。
要は行動を早めることができます。

繁盛店を作れば注目され、
メディアの取材を多く受けることも
可能です。

実は丘里は、
戦略的に地域密着型でお店を作った
わけではありません。

どちらかと言うと、
行き当たりばったり戦略でした。

私は古河市で生まれ、
地元の幼稚園~小学校~中学校~高校
と育ちました。

そのために、
どんな人が住んでいるのか?など
商圏的な特性の知識を持っていました。

そのため、
地域にあった店づくりができた
わけです。

古河市の人口は13.8万人の中で、
最大10店舗を経営しておりました。

狭い商圏で店を出すなら、
競合するため同じ店は創れません。

私どもは宴会を得意としていたため、
メニューを変えて居抜き物件を専門して
拡げてきました。

要は、宴会の取りこぼしを無くして、
宴会でがっちり!」
の店づくりをしてきたのです。

その甲斐もあって、
がっちりマンデー!!さんに
その様子がコロナ前に取り上げられました。

そのあとのコロナ禍では大変でしたが…

地域密着型の飲食店を作る具体的な方法

地域密着型の飲食店を作るには、
先ずは働いているスタッフで選んで
いただくことです。

そして利用動機によって、
何度も違う店に足を運んで頂けること
が大事です。

丘里には
接客マニュアルはありません。

女将を中心となって、
店舗独自に接客サービスを考え、
店舗運営をしています。

同じ料理でも、
店によって価格が違うこともあります。

以前1日に3回丘里グループの店に
ご来店頂いたお客様がいらっしゃいました。

お昼は法事でご利用
夜は別の店で家族でお食事でご利用
遅い時間にご友人と居酒屋でご利用

大変ありがたいことです。

他にもグループでスタンプラリーを
4ヵ月やったときに5店舗を13周された
お客様もいらっしゃいます。

正直びっくりしました。
私よりも店舗に行ってます(笑)

スタッフのこと、
商品のこと何でも知ってます。
社内SVみたいな方です。

一昨年50周年を開催した時に、
50年間の来客数を計算したところ、
約800万人~900万人の方々が来店
してくださっておりました。

両親が始めた小さい喫茶店
~洋食屋
~私が始めた和食店

と誠実にコツコツやってきた成果
と自負しております。

長く商売をするということは、
毎日毎日お客様に喜んで頂くことを考え、
日々愚直に仕事をするしかないと思います。

お客様に愛される店づくりではなく
お客様を愛する店づくりをすること
が大切だと考えます。

経営のやり方も大事ですが、
経営者としてのぶれない軸を持っているか?
が大事だと考えます。

つまり、
どんな考え方の人間がトップに立って
店を運営しているか?

で地域密着の飲食店は売上や利益は
大きく変わってくるのです。

私は
地元の団体にも積極的に参加しています。
参加することで人との繋がりを大切に
しています。

田舎は特に人の繋がりで仕事が入りますから、
建築、仕入れ、税理士、弁護士全て地元の方
に依頼することも大切です。

地域密着型の飲食店を作る上で気をつけたいこと

地域密着型で仕事をする上で、
気をつけてほしいことがあります。

それは、
良い噂も早く流れますが、
悪い噂も早いということです。

1店舗で起こったクレームも
瞬く間に全店に拡がります。

細心の注意をして、
経営していかなければなりません。

一生懸命やっていると、
メディアの取材を受けることもあります。
私どもも民放全局の取材を受けました。

がっちりマンデー!にも
3回取り上げていただけました。

規模が小さいと
スケールメリットはあまりありません。

しかし、
大手にできないことをやっていれば、
かなり目立つことができます。

当に小が大に勝つ必勝法です。

このことについては、
女将研修、幹部研修、一日研修など
各種研修でしっかりとお伝えします。

この記事を書いた人

y.nakamura
y.nakamura
地元古河市で和食店の異なる業種を複数店舗経営しております。女将を中心とした店作りは複数のメディアで紹介されています。売れるメニュー提案を中心としたコンサルティングをしております。

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