精度の高い売上予測を立てることの重要性と立て方
あなたの店では
売上予測を立てていますか?
多くの店で年度初めには
年間の売上予測を立ててから
スタートをすると思います。
売上予測にずれが生じれば、
人件費や食材仕入れにも影響
するため非常に重要です。
今回の記事では、
丘里で実施している売上予測の
立て方をお伝えします。
なぜ売上予測の精度が高いことが不可欠なのか?
なぜ売上予測の制度が高いことが
飲食店にとって重要なのでしょうか。
飲食店は売上予測を立て、
その予測をもとに
売上目標立て営業をします。
具体的には、
実績売上が売上予測に対して
95%~105%になる様考えます。
売上予測の精度が
95%以下であれば、
などコストがかかってしまいます。
一方で
105%以上いってしまえば、
ことが起こってしまいます。
つまり、
お客様にご迷惑をかけてしまい、
リピート率が下がるのです。
丘里では過去3年間の日報を見て、
同じ週の曜日を参考にすることで
売上予測を立てています。
5%増しできているのであれば、
過去3年間よりも5%増しで
売上予測を立てます。
トップの仕事は
『予測業』と言っても良いほど
大切なのです。

質の高い売上予測を立てるために必要なデータ
質の高い売り上げ予測を立てる為に
もちろんデータが必要になります。
どのデータが必要でしょうか?
過去3年間の
売上(各時間帯ごと)、客数、天候
が大事です。
その際には、
近隣のイベント情報等も
加味することも忘れないでください。
メデイアの情報番組等で、
特定の食材が特集を組まれると、
出数が増えることもあります。
例)とんかつ特集、寿司特集、マグロ特集など
大手は資本力があるため、
ラーメン業界全体が悪ければ、
民放に特集を組んでもらい、
集客に繋げたりしているようです。
やはり
メディアの力は今でも大きいです。
以前丘里が取り上げられた時は、
- 遠方から名物料理を食べに来る方
- 多くの電話やメールの問い合わせ
- 同業他社の見学希望
など反響がすごかったです。
メデイアに露出する方法は
また別の機会でお伝えいたします。

精度の高い売上予測を立てるための実践ステップ
では具体的に、
精度の高い売上予測を立てる
ためのステップをお伝えします。
過去3年間の週単位の売上と客数
宴会を開催された団体の客単価をみて、
宴会を開催された団体に対し、
2ヶ月前に営業に行きます。
この営業は、
女将に行ってもらっています。
特に地元の団体で、
役員をやることや小まめに顔を出す
ことは営業面からも大事です。
この方法で売上の6割は確定します。
残りの売上分は
日報を使って着地の予測を立てる
ことにしています。
前年比割れはありえ得ませんので
あの手この手SNSなども使って
計画通りに行くようにします。
結構私の売上予測の精度は高いです。

精度の高い売上予測はあなた次第
- 精度の高い売上予測をし、
- 目標設定をし
- その目標を日々達成する
そのためには
綿密な販促計画を作り、
行動を起こす必要があります。
日々の売上で
一喜一憂していたのではダメ
なのです。
目標というゴールから目を逸らさず
計画通りにやるべきことをやれば、
必ず成果に繋がります。
また最終的には、
店に立っているあなたの
現場感、直感力、営業力が
大事になります。
日々のお客様との会話の中で、
お客様との距離を縮めていく
ことも大切です。
そうすることで、
お客様との信頼関係も生まれる
のです。
あなたの飲食店、
売上予測の精度は高いですか?
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