地域密着でリピートするお客様を創るために丘里がやっていること
飲食店(特に地方の飲食店)では
お客様が何度も足を運んで頂けなければ
商売として成り立ちません。
丘里がある古河市は人口14万人弱ですが、
コロナ前で年間42万人のお客様が、
来店してくださってました。
単純計算をすると、
古河市民1人に付き年間2.8回来店
していただいております。
地域密着でリピートするお客様を
創るために丘里がやっていること
を公開します。
なぜお客様がリピートすることが重要なのか?
なぜお客様がリピートすることが
重要なのでしょうか?
一言で言えば、
売上が安定するからです。
これ以上のメリットはありません。
営業で一番大事なことは新規開拓ですが、
と同時に既存のお客様を大切にし、
また来たいと思っていただかなければ、
次に繋がりません。
新規開拓については
また別の機会にお伝え致します。
今回はどのようにして、
リピーターになっていただくか
を中心にお伝え致します。
新規になっていただくためには、
- チラシを作る
- 営業回りをする
- SNSを使って集客をする
など人件費と販促費をかけて
(コストをかけて)
やり続けなければなりません。
打率で言えば、
上手くいって2割ぐらいだと思います。

リピートする飲食店と一度きり利用で終わる飲食店の違い
前述したように新規のお客様は
集客のためにかなりのコストを
かけなければなりません。
しかもコストを掛けた結果、
2割来ていただけたなら
良い方だと思っています。
コストを掛けて集客したからこそ、
次の来店がなければもったいない!
だからこそ、
新規のお客様が3回来て頂く仕組み
を作ることが重要になるのです。
しかも、
商品、サービス、雰囲気づくり等
1つ1つにまた来ていただくための
仕掛けをしなくてはなりません。
先ずは接客サービスにおいては、
本日は何故この店に来てくださったのか?
さりげなく聞き出せるか?です。
出来たら名刺交換出来たら最高です。
もし名前を聞くことが出来たら、
終始一貫名前でお呼びすると、
親しみがわくことでしょう。
お客様は
自分のことを知ってくれている店
に行きます。
丘里の女将は
それを徹底して実行しています。
名刺交換出来たら必ず礼状を書きます。
店の女将はもちろんですが、
私も後日書いています。
飲食店を利用して、
そのお店の女将から手紙をもらうこと
はなかなかないと思います。
更に経営者から手紙をもらうことは
お客様に取ってはサプライズですし、
かなり印象に残ることでしょう。
この手紙で常連客になって
くださったお客様はたくさんいます。
商品に関しては
何を召し上がったのか?を
ノートに書いておくと良いでしょう。
どんな食材、料理、調理法が
お好きなのか?をさりげなく
聞けたら最高です。
要望があったら、
- お肉を小さく切る
- ご飯のおかわりを聞く(これ結構重要です)
- 苦手な食材を替えてあげる
等して特別感をお伝えします。
ポイントは、
大手では中々やることができない
サービスをするのです。
商品の中身としては、
手作り感、シズル感、濃厚な味つけ、
ボリューム感等があります。
※ターゲット層にもよります
雰囲気づくりとしては、
玄関周りやトイレや客席を中心に
生前とされている状態であること
が大前提です。
その上で、
女将がランチでも挨拶回りに来てくれれば、
一発でリピーターになってくれます。
価格以上の特別感と満足感こそが
リピートに繋がるのです。
そして2度目に来てくれたなら、
先日のお礼と名前を呼んで特別感
を出します。
ちょっとしたサービスの一品
を出してあげるのも良いでしょう。
出来るだけ
お客様のわがままを聞いてあげましょう。
最初に来て頂いた方と
違った方とご来店される時もあります。
2度目の来店でも、い
「いつも〇〇様には
大変お世話になっております」
その方が特別感を感じてもらえる
ようなことを言ってあげることも
重要です。
集客方法は絶対に訪問営業が一番です。
昨今SNSなどを利用する方もいますが、
地方の飲食店では訪問営業につきます。

リピートする飲食店を目指しましょう
新規のお客様がリピートして頂く
ことの重要性をお伝えしてきました。
リピートするには、
・顧客満足度をあげること
・特別感を出すこと
が大切だともお伝えしました。
その他に
- 捕捉的にLINEグループに入って頂き、
- 定期的に店の情報を発信する
- Facebookに週2回投稿投稿する
- 女将がメルマガを書き発信する
などして来ていただく理由を
数珠繋ぎのようにやり続けます。
継続がポイントです。
ニュースレターを
レジ会計時に配るのも良いでしょう。
飲食店はリピートビジネスです。
1回ポッキリでは商売になりません。
どんなに美味しくても、
仕掛けをしなくては店は
なくなってしまいます。
飲食業界に新規参入の方の内、
90%は3年でなくなってしまうのが
私たち飲食業界です。
しっかりと
他の店と差別化をしていきましょう。
差別化こそ、
今の厳しい時代を生き抜くための
一番の方策です。
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