飲食店での団体客の取り方と継続的なご予約に繋げる仕掛け
丘里の売上の6割は団体客です。
コロナがおさまった今、
団体客の来店が増えております。
平日暇な日があっても、
団体客が来店していただければ、
一発で売上がとれます。
飲食店の救世主のような存在です。
しかし、
ただ待っていても団体客からの
ご予約はいただけません。
今回の記事では、
団体客の取り方と継続的なご予約
に繋げる仕掛けについてお伝えします。
団体客を取ることの魅力と必要性
団体客の需要は
- 平日のランチタイムの食事会
- 夜のご宴会
- 土日祝の昼の法事と慶事
- 夜のご宴会
があります。
夜のご宴会には、
各種団体のご宴会と法人団体の
ご宴会があります。
平日ランチの団体客も
各種団体の食事会と法人団体の食事会
があります。
メリットとしては、
- 売上が予想出来る。
- 人員配置がしやすい。
- 食材のロスがない。
- 準備が出来るので提供時間がかからない。
- 販促の仕方で物販が売れる。
- リピート率が高い
等があります。
見て分かるようにメリットだらけ
なのです。
当然利益率は高くなるため、
団体客を取り込むことは大切
なのです。

団体客の需要が高まる時期やタイミング
団体客の需要が高まる時期
とタイミングがあります。
把握しておきましょう。
平日ランチの団体客の場合
年度末(3月、4月)が多い
です。
各種団体では、
年度末に役員交代等がある
からです。
団体によっては、
予算を余らせてはいけない
団体もあるようです。
そのため、
お土産に商品を持たせる団体
もあります。
このようなとき、
丘里では次年度も使える食事券
をお勧めしています。
企業では歓送迎会があります。
学校関係、官庁関係も同じです。
法事慶事は年間同じ様に需要があります。
古河市には日本一の桃の公園があり、
桃の季節には観光バスの会社から
団体客の食事会も入ります。
夜の時間帯には、
会社、官庁、学校関係の歓送迎会
があります。
6月~8月は企業の暑気払いがあります。
11月~1月は忘新年会があります。
この時期が一番売上がとれます。
9月~11月は旅行会社から、
観光バスの途中の食事場所として
平日ランチに使われる事もあります。
(120名入れる店を持っているので)
法事慶事は別として、
売上はアルコールが出る夜の時間
客数は昼の団体客の方が多いです。
(地元以外から来られるお客様もおおいので)

団体客を獲得するための準備
団体客を獲得するために、
準備はとても大切です。
その準備としてまずは商品です。
最低、
毎年春夏秋冬でメニューを変える
ことをしています。
これは一緒に付くデザートも
変えるようにしています。
季節に合った食材も使います。
団体客の場合、
料理の内容が決まっているため、
スタッフ教育をするチャンスです。
ベテランに新人スタッフを付け、
料理だしと下げのタイミングを
覚えてもらいます。
(ハンディを打つことがないので)
新人スタッフには
ドリンクを作るスピードアップの
トレーニングにもなります。

団体客獲得のための営業方法
実際に団体客を獲得したいと
思っていても具体的にどうやって
集客に繋げるかがポイントでしょう。
集客の基本は、
一度利用していただいたお客様へ
感謝の手紙を送ることと、
次に繋がる訪問営業をすることです。
先日、
近くの会社様の創業周年のパーティー
があり120名様もの方が集まりました。
一人1万円会費です。
宴会の終わりに女将が挨拶して、
皆さんとじゃんけん大会をしました。
商品を
10,000円、5000円、3000円食事券
にして20名にプレゼントしました。
残りの100名のお客様には
ドリンクサービス券をプレゼント
しました。
社長様始め皆さんにとても喜んで頂き、
後日1,500円のお弁当の注文を300個
頂くことができました。
そのお弁当にも
ドリンクサービス券とメッセージカード
をつけてお届けする予定です。
一度繋がったお客様には
立て続けに来ていただく事を
余りお金をかけずにやることです。
SNS等もありますが、
それに頼ることなく、
足を使って汗かいて営業するのが一番です。
- お金を使う
- 知恵を使う
- 汗をかく
の何れかなのです!

団体客獲得時は日頃のお客様との関わり方次第
団体客獲得時の注意点があります。
当日一週間前の午前中に確認の電話
を必ずすることです。
改めてその電話で、
人数、時間、料理の内容を確認し、
再度前日の午前中に電話します。
人数変更に関しては
前日午前中迄とさせていただき、
それ以降は料理の金額は頂きます。
この点に関しては、
予約時にお客様に伝えておきます。
私が聞いた話の中には、
幹事の方が同時に3箇所予約を取り、
仲間と相談して2箇所はキャンセル
をする人もいるそうです。
しかも、
キャンセルの連絡は2日前だった
そうです。
団体客の場合、
部屋を押さえておくために
2日前に言われても厳しいですよね。
その予約した席は、
埋まらずに空いたままになって
しまいますから。
そうならないためにも、
日頃の人間関係を構築していく
ことが肝要です。
地方の飲食店は、
そこで働く人にお客様が付きます。
1000円のランチで満足
していただいているお客様だからこそ、
団体客を連れて来ようと決めてくれます。
日頃から1人1人のお客様を大切にし、
お客様と心から繋がっているのかで
全く違う結果になります。
店長、経営者は
常にお客様に喜んで頂いているのか?
アンテナを張っておく必要があるでしょう。
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