今の時代の飲食店経営において、
日本人だけでスタッフを充足させること
は厳しくなってきたと感じています。

そうなれば当然外国人を採用するのも
１つの方法だと思っています。

実は丘里では
外国人を採用し育成しています。

今までの経験を踏まえ、
外国人スタッフを抱える際のポイント
をお伝えします。

丘里で外国人スタッフを採用し育成している理由

今の時代外国人スタッフの採用は必須です。
私は、日本人よりも外国人の優秀なスタッフ
を積極的に採用しています。
(クローズキッチンの店でキッチンだけですが。)

理由は、外国人のスタッフの方が、
ハングリー精神の強いスタッフ多い
ことです。

もう1つの理由は、
私もベルギーで仕事をしていたので
違和感がないからです。

過去に4人の外国人の方を採用し、
一緒に仕事をしてきました。

皆さん本当に一生懸命に
仕事をしてくれました。
女性が3人男性が１人です。

男性のネパール人の方は3年半経ちますが、
料理長の右腕として一番忙しい旬おかさと
で厨房を切り盛りしてくれています。

かなり優秀な方です。

同じスタッフとして
日本人の補助等という考えではなく、
目標目的を持って志を高く持って働いてくれる
スタッフでしたら全く問題などありません。

外国人スタッフ採用時のメリットとデメリット

外国人スタッフを採用する話をすると、
皆さんデメリットばかりを気にされ、
採用活動を尻込みされます。

私から言わせれば、
外国人スタッフの採用のデメリットは
宗教上の理由で食べられれないものが
あるということだけです。（肉類）

それ以外は感じません。
むしろメリットだらけです。

最大のメリットは、
ハングリー精神の強いスタッフ、
モチベーションの高いスタッフが多い事です。

働くという感覚において、
日本人よりも意識が高いように感じます。
もちろん、祖国に送金する目的もあります。

スタート給料は最低賃金からのスタートにします。
もちろん、正社員で社会保険等各種保険も日本人
と同じにします。

3回ぐらい派遣をしてくれる
中間紹介会社の方と面談をして、
日本語の理解能力を確認いたします。

調理をやっていたスタッフは、
誰もいませんでしたが、
とにかく覚える気満々ですので、
三年間で揚場、焼き場、寿司場を任せられる
ようになっています。

本当に日本人と変わりません。
むしろ良いぐらいです。

皆さん祖国を離れてコミットして、
日本に目的を持って来ていますので、
コミュニケーション能力もありますし、
何よりも素直です。

今4年目のネパール人の方は、
日本で同じネパール人の方と結婚をして、
結婚式で１ヶ月帰ってしまいましたが、
また元気良く仕事をしています。

後10年頑張って
ネパールに帰って日本レストランを開く
そうです。

逆に彼から私たちが、
学ぶことがたくさんあるくらいです。

具体的な外国人スタッフの採用方法

実際に外国人スタッフを採用するとなると、
何から始めたら良いか戸惑うことでしょう。

丘里はたまたま運良く外国人スタッフを
紹介してくれる良い業者と縁がありました。

実はこの中間業者はたくさんあり、
中には不誠実な業者もいます。
ZOOMなどのオンラインで顔見せだけ
なんて業者も存在します。

契約後にいつまで経っても
外国人スタッフを紹介してくれない
業者もいます。

ですからZOOMだけの営業で近づく
業者は避けたほうが良いです。
もちろんネットの書き込みも参考にします。

また正社員採用する際には、
研修期間を2～3ヵ月設けることを
お勧めします。

経営理念を理解して行動できているか
勤務姿勢はどうかなどで判断し、
正式採用をしましょう。

また外国人スタッフが働きやすくする
＝外国人スタッフが定着する
ために同じ国の人を採用しています。

丘里では
最初にネパール人の方が入りましたので
次もネパール人の方を採用致しました。

その方が言葉に関しても
面倒をみてくれるからです。

今度9月以降にベトナム人の方を
１人採用の予定で動いていますが、
この方もネパール人の方と一緒の店舗
に配属します。

人手不足の時代です。

日本人、外国人と差をつけずに
会社の理念、価値観を共有できるように
時間をかけて育て上げて参りましょう。

外国人の料理人やスタッフの採用や育成
についてわからなければ、
各種研修でお伝えします。

また実際に丘里で働いている
外国人の料理人やスタッフと話す機会も
設けさせていただきます。

是非ご活用ください。

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